もっと仲良くなれる!関係づくりの6つのコツ

新しいクラスや部活、バイト先で「もっと仲良くなりたいな」と思う友達、いませんか? 話すきっかけはあったけど、次からどう話しかけたらいいか分からない…なんてこともありますよね。

実は、友達との関係づくりは、**面白いRPG(ロールプレイングゲーム)**にそっくりなんです!

出会ったばかりの仲間(友達)と、いきなりラスボスは倒せませんよね。まずは一緒に簡単なクエストをクリアしたり、アイテムを交換したりして、少しずつお互いのことを知り、信頼度(レベル)を上げていくはずです。

これから紹介する6つのコツは、友達との仲を深めるための「クエスト攻略法」のようなもの。 いきなり全部やろうとせず、できそうなものから試してみてくださいね!


関係づくりの2つのステップ

6つのコツは、大きく2つのステップに分けられます。

  • 【準備編】関係づくりの最強装備を整えよう!
    • 普段から心がけておくと、いざという時に役立つ「心構え」です。
  • 【実践編】仲良くなるためのクエストに挑戦!
    • 出会った後の具体的なアクション。「この順番でやればOK!」という流れになっています。

では、さっそく見ていきましょう!


【準備編】関係づくりの最強装備を整えよう!

まずは、いつでも使える3つの「心構え(最強装備)」です。

コツ1:「先にギブ!」の精神を持つ

「何かしてほしい」と思う前に、まずは自分から相手が喜ぶことをしてみましょう。これを「先にギブする」と言います。お菓子をあげるような、大きなことでなくても大丈夫!

  • OK例
    • 面白い動画を見つけたら「この動画、好きそうだから送るね!」と共有する。
    • 友達が「あのプリントなくした…」と困っていたら、「私のでよかったら写真撮る?」と声をかける。
  • NG例
    • 「ノート見せてあげるから、今度おごってね」(見返りを求めると、相手は負担に感じてしまいます)

見返りを求めず、小さな「よかったらどうぞ!」を続けていると、自然と相手もあなたに何かしてあげたい気持ちになります。これが信頼の第一歩です。

コツ2:相手の「好き」をメモする

友達との会話で出てきた「好きなもの」や「苦手なもの」を、スマホのメモ帳などにこっそり記録しておきましょう。これが後で「神アイテム」になります!

  • メモの例
    • 「Aちゃん:BTSが好き、犬派、辛いものは苦手、誕生日は8月10日」
  • OK例(メモの活用法)
    • (Aちゃんの誕生日が近い時に)「そういえば、BTSの新しいキーホルダー出てたよ!」
    • (お昼に誘う時)「今度ランチ行かない?辛くないお店探してみたよ!」
  • NG例
    • 「え、それ前も言ってたじゃん」(覚えていないと、がっかりさせてしまうかも…)

自分のことを覚えていてくれると、誰でも嬉しいものですよね。

コツ3:「一言で返せるLINE」を送る

LINEを送る時は、相手が返信に困らないように「返信のしやすさ」をデザインしてあげましょう。特に、長文でたくさんの質問を送るのはNGです。

  • OK例
    • 「今度の土曜、駅前のカフェで一緒に勉強しない?」
    • →相手は「いいね!」や「ごめん、その日は予定ある!」と一言で返せます。
  • NG例
    • 「今度遊ばない?映画かカラオケどっちがいい?いつなら空いてる?場所はどこがいいかな?」
    • →質問が多すぎて、なんて返信すればいいか分からず、後回しにされてしまう可能性大です。

質問は1つに絞り、「はい/いいえ」や「いいね!」で答えられる内容を心がけましょう。


【実践編】仲良くなるためのクエストに挑戦!

ここからは、出会ってからの具体的なアクションです。時間ごとのクエストをクリアしていきましょう!

STEP1:出会って24時間以内「お礼+一言クエスト」

初めて話した日や、何かをしてもらった日の夜がチャンス!熱が冷めないうちに、お礼の連絡をしてみましょう。

  • 目的:「あなたと話せて楽しかった!」という気持ちを伝え、良い印象を残すこと。
  • OK例
    • 「今日はありがとう!〇〇くんが話してたバンド、早速聴いてみたよ。すごくカッコよかった!」
    • (LINEを知らない場合、次の日に直接)「昨日は教えてくれてありがとう!すごく助かったよ!」
  • NG例
    • 「今日はありがとうございました。」(定型文で、気持ちが伝わりにくい)
    • 何も連絡しない(せっかくのチャンスがもったいない!)

ポイントは、**「具体的なエピソード」**を一言添えること。「自分の話を覚えていてくれたんだ!」と相手は嬉しくなります。

STEP2:1週間以内「共通点リマインド・クエスト」

1週間以内に、軽めの連絡をしてみましょう。話題は、準備編の「好きメモ」が役立ちます。

  • 目的:「あなたのこと、気にかけてるよ」というサインを送り、関係を自然につなぐこと。
  • OK例
    • 「そういえば、この前好きって言ってたアニメの映画、来月公開らしいよ!予告のリンク送るね!」
    • 「この前教えてくれたカフェ、期間限定メニューが出てるみたいだよ!」
  • NG例
    • 「元気?」「何してる?」(相手は何を返せばいいか困ってしまいます)
    • 自分の話ばかりする(相手は興味を持てないかもしれません)

相手の興味がある情報を軽く共有するのがコツ。「ワンスクロールで読める」くらいの軽さがベストです。

STEP3:2週間~「小さな共同体験クエスト」

少しやり取りが続いたら、いよいよ「一緒に行動する」クエストに誘ってみましょう!いきなり一日遊ぶ約束より、短時間で終わる「小さな体験」がおすすめです。

  • 目的:一緒に何かをすることで、一気に距離を縮めること。
  • OK例
    • 「次のテスト範囲の化学、難しくない?よかったら週末、図書館で一緒にやらない?」
    • 「駅前に新しくできたクレープ屋さん、放課後一緒に行ってみない?」
  • NG例
    • 「いつか遊ぼうよ」(「いつか」は永遠に来ません!)
    • 「来週空いてる?」(選択肢が広すぎて、相手が予定を考えるのが大変です)

無料」や「短時間」で済むこと、そして「選択肢を2つくらい示す(例:来週か再来週の土曜とかどう?)」と、相手も返事がしやすくなります。


まとめ:友達と最強コンビになるための神アクションリスト

最後に、6つのコツをチェックリストにまとめました。 「次、どうしようかな?」と迷ったら、このリストを見返してみてください。

【心構え・装備編】

  • □ 相手が喜ぶこと(情報提供、手伝いなど)を自分から先にしてみた?
  • □ 友達の「好きなこと」「苦手なこと」をこっそりメモした?
  • □ LINEを送る時、「相手が一言で返せるか?」を考えた?

【実践・クエスト編】

  • □ **【出会った日】**お礼と一緒に「あの話、面白かった!」を伝えた?
    • 【1週間以内】「これ好きって言ってたよね?」と軽い情報共有をした?
  • 【次のステップ】「一緒に〇〇しない?」と短時間でできるお誘いをしてみた?

この6つのコツは、恋愛でも、先輩・後輩との関係でも、どんな人間関係にも応用できます。 焦らず、あなたのペースで、友達とのRPGを楽しんでくださいね!応援しています!